最終更新日 2024年11月19日 by michidoo
20代の頃から海外旅行が好きで、いろいろな国によく行った。
私がベトナムを、旅したのは、もう10年以上も前である。
一人で行ったので、当時の気持ちとして、よほど行きたかったんだろう。
ベトナム旅行に強い旅行会社で、予約した。
日本からツアーも組み込んでもらった。
他の国では、現地でツアーにも入ったりするのだが、英語なら大丈夫だが、現地の言葉もわからないので、ツアーを入れた。
日本語を話すガイド付きだったが、ツアーの参加者は私一人だった。
行く先々で、多くのストリートチルドレンや物乞いをする若い母親と子供らが、群がる、なす術のない無力な自分に胸が痛んだ。
戦争の事も、恥ずかしい事だが、あまり深く知っていた訳ではなかった。
戦争博物館や防空壕跡に案内してもらって、その悲惨さを知った。
川を下り、川を生活の糧とする人たちの事も知った。
刺激的であった。
そこでの生活は、日本の生活とあまりに違っていた。
いわゆる先進国やビーチリゾートに行く事が多かったので、こういう現実は目にしない事が多かった。
この国には、ただ「楽しい」だけではない。
歴史を知ったり、現地の人の生活を垣間みることにより、深く考えさせられた。
自由行動のときホテルの近くで一人の逞しいストリートチルドレンと出会った。
目がキラキラしていて凛々しい女の子だ。
10歳くらいだっただろうか。
この子もガイドの人も、これからこの国はもっと豊かになるだろうと言った。
負けないで生きる強さを持っている。
素朴で温和な人が多いベトナムが、いかに発展を遂げたが、自分の目で感じたい。
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