最終更新日 2024年11月19日 by michidoo
液晶モジュールには多くの種類があるのですが、大きく分類すると単純マトリクス駆動のものと、アクティブ・マトリクス駆動の二種類になります。
また、大きく分類すればその二種類なのですが、そこからさらに細かく分類されます。
単純マトリクス駆動ではTN型と呼ばれているタイプの液晶モジュールが有名です。
液晶モジュール流通初期に量産されていた、いわゆる「基本」と言ってもよいでしょう。
ネマティック液晶が90度ねじれるよう配列されているもので、これが一番基本的なものですね。
最近ではSTN型が増えているとも言われています。
こちらが単純マトリクス駆動方式の代表的な駆動方式となっているほどです。
TN型が90度ねじれているのに対し、STN型は180度から270度になるよう作製されているものです。
アクティブ・マトリクス駆動は、こちらにもTN型がありますが、IPS型、VA型、OCB型と分類されています。
いずれもそれぞれ長所と短所があるのですが、液晶モジュールの大きさなどによって用いられている方法が異なりますし、少々マニアックな部分とも言えますので、購入者にとってはそこまで意識しなければならないような部分ではないようですね。